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各社の製品・物流の特性の理解と国際物流混乱の状況確認-グローバルロジスティクス研究会 6月会合報告

グローバル研

2021年度のグローバルロジスティクス研究会の開始が昨年10月から前倒しの6月からスタートしました。
今回は、6月会合の内容を振り返ります。

6月会合では各社の製品や物流の特性を理解するため、自己紹介とゲスト講師をお迎えし、
国際物流の混乱の状況を時系列での状況確認と海上運賃、港湾混雑、海外情報に関する分析結果を共有しました。

 

1.実施概要

1)日 時 2021618日(木)14:0017:30

2)開催方式 Teamsによるオンライン開催新型コロナウイルス感染状況を鑑み、オンラインのみでの実施と致しました。

 

 2.実施内容

1)自己紹介/以下の各社の製品、物流特性等の説明含め

■製造の状況

・自社製造拠点国・数

・製造拠点別生産比率・特徴

・製造拠点の保税・非保税 など

■販売の状況

・販売拠点国、数

・在庫倉庫(上記と異なる場合)

・販売拠点別売上比率 など

■基本情報、オペレーション

・本社物流部門、販社等の役割・権限

・海上:航空の比(物量・金額)

・ルート数(海上・航空)

・貨物形状 など

 

2)発表「新型コロナが国際物流に与えた影響」

■発表 (株)野村総合研究所

■概要

・何故、世界的な港湾混雑、海上輸送の遅延は発生したのか

・コンテナ不足に陥った原因

・海上運賃、航空運賃の変化

・荷主の生産や物流に与えた影響

・新型コロナが国際物流に与えた影響

 

2)発表②「国際物流の混乱における物流事業者、フォワーダーとしての対応」

■発表 大手物流事業者

■概要

・現状の海運市況

NVO業者としての対応

海上運賃、港湾混雑、海外情報に関する分析

弊社緊急対応事例:トレーシング「スエズ運河座礁事故発生時の対応事例」

・海上BCP対応

・自社NVOCCの考え方

・日本発航空輸送マーケット概況

 

3)事後アンケートでのコメント(抜粋)

・各社の航空・海上の輸送費率、船積み形態など、参考になった。                               

・各社のグローバル会議での議題とガバナンスの効かせ方やグローバル標準の導入ポイントなどが差参考になった。                                                                                                                          

・各社海上輸送状況について先行き不透明な点が一致しているということが確認できた。

・他社で行っている輸送業務を知ることが来て参考になった。                                      

NVOCC事業者としての視点は他に情報がなく新鮮だった。

・北米の本船接続実態資料にて「どこで時間がかかっているのか」が非常に参考になった。

※2021年度グローバルロジスティクス研究会の概要・詳細はこちらをご参照ください。

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