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コンテンツ

1.ロジスティクス関西大会2023について

 統一テーマ  関西から発信!共に創るサスティナブル・ロジスティクス
 開催日程  1日目:2023年2月16日(木) 10:00~16:50 
 2日目:2023年2月17日(金) 10:00~16:50 
承認:エディタ

2.委員長挨拶

 新型コロナウイルスのパンデミックから早3年が過ぎようとしております。新型コロナウイルス感染拡大は、EC市場のさらなる拡大、国際的なサプライチェーンの寸断等、物流・ロジスティクスにも大きなインパクトを 与えました。
 一方、新型コロナウイルスによる働き方改革や事業変革の必要性により、物流・ロジスティクスにおいても、ロボットやAIなどを活用した物流のデジタル化、自動化、機械化が進められており、物流DXは「機械化・デジタル化を通じて物流のこれまでのあり方を変革する」取組みとして期待されています。
 また、物流・ロジスティクスの現場では、トラックドライバー不足、物流コストの上昇や環境負荷低減等、さまざまな課題への対応が求められています。特に、2024年4月からトラックドライバーに時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」は、対策の検討・実施が急務となっているのではないでしょうか。
 物流・ロジスティクスが企業競争力を左右する要となっている今、物流危機を乗り越え、withコロナの 経済活動に物流・ロジスティクスがより貢献するためにも、これらの課題に早急に対処する必要があります。
 各企業では、これらの課題を解決すべく、サプライチェーンの構造改革や企業間の協調・連携による物流の効率化に取り組んでおり、持続可能な物流・ロジスティクスの実現に向けた「共創」によるロジスティクス改革の機運が高まってきています。
 このような認識のもと2023年2月16日(木)・17日(金)の2日間、アートホテル大阪ベイタワー (大阪市港区)にて「関西から発信!共に創るサスティナビリティ・ロジスティクス」を統一テーマに「ロジスティクス関西大会2023」を開催いたします。  基調講演には、経済産業省 商務・サービスグループ 消費・流通政策課長 兼 物流企画室長 中野 剛志氏より、特別講演には、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 渋澤 健氏よりご講演をいただきます。
 両日のセッションは、「2024年問題を乗り越える!競争から共創のロジスティクスへ」と「『物流を止めない』つながる技術を活用したDXと新たな未来」をテーマに構成し、先進企業の最新の取組み事例をご講演いただきます。
 本大会を通じ、持続可能なこれからの物流・ロジスティクスの姿を描くヒントを得ていただけると存じます。今回は集合・オンライン選択形式での開催を予定しており、関西地域のみならず全国各地からご参加いただきやすくなっております。是非、この機会に関係各位の積極的なご参加を心からお待ち申しあげます。



ロジスティクス関西大会2023
実行委員長 樋口 聡
NECソリューションイノベータ(株)
上席プロフェッショナル


 


コンテンツ2

3.プログラム

 1日目

開催日程
 2月16日(木) 10:00~16:50
基調講演
コーディネータ
 ボンド物流(株) 代表取締役社長 橋本 啓子

 基調講演

「フィジカルインターネット実現のロードマップ」
 ・我が国に迫る物流クライシス
 ・物流の2024年問題
 ・フィジカルインターネット・ロードマップ
経済産業省
商務・サービスグループ
消費・流通政策課長 兼 物流企画室長 中野 剛志 氏

 セッション1:「2024年問題を乗り越える!競争から共創のロジスティクスへ」

 セッションコーディネータ:伊藤ハム米久ホールディングス(株)物流統括部 物流企画チーム 担当課長 中堂 伸一 

              日本ペイント(株) 生産物流本部 生産統括部 生産企画G マネージャー 林 秀志 

 企業事例1
  「エレコムの物流センター戦略」
 ~省人化とBCPに対応した兵庫物流センターの取り組み~
 ・エレコムのロジスティクスプラットフォームについて
 ・物流業界を取り巻く課題(労働力不足・2024年問題等)
 ・エレコムの自動化取組み(兵庫物流センターの事例紹介)
エレコム(株)
取締役 物流部長 町 一浩 氏
 企業事例2  「日本郵便のロジスティクス事業展開」
 ・日本郵便を取り巻く環境変化と2024年問題
 ・楽天グループ・佐川急便との連携による価値創出
 ・ポスタル・デジタルトランスフォーメーションの取組み
日本郵便(株)
執行役員 ロジスティクス事業部長 五味 儀裕 氏
 企業事例3 「ニチレイロジグループ 2024年問題へのアプローチ」
 ~保管・輸配送一体運営で実現する、持続可能な低温物流~
 ・2024年問題という大きな課題を機会とするためのニチレイロジグループの取り組み
 ・保管事業と輸配送事業が一体化した業務運営で目指す「持続可能な低温物流」の姿
 ・事業の基盤となる「デジタル化の推進」と「人財育成」
  (株)ニチレイロジグループ本社
業務統括部・部長(業務革新担当) 勝亦 充 氏
  <パンフレットはこちらからご確認ください>
承認:エディタ

 2日目
 
 開催日程  2月17日(金) 10:00~16:50
 セッション2:「『物流を止めない』つながる技術を活用したDXと新たな未来」
 セッションコーディネータ:シャープジャスダロジスティクス(株) 国内物流部 部長 田縁 次郎
             大和物流(株) ロジテック・オフィスサポート事業部 オフィスサポートグループ 担当課長 植松 仁志
 企業事例4 「ライオンのSCM最適化への取組み」
 ・ライオンのSCM最適化を加速する組織・機能再編
 ・SCM最適化:“SCM-DX”構想
 ・“SCM-DX”構想の具体的施策(製品積荷最適化、物流現場作業効率化)
ライオン(株)
サプライチェーン企画部 部長 木村 忠彦 氏
 企業事例5 「MonotaROの成長を支えるロジスティクス戦略」
 ・猪名川DCにおける取組
 ・物流拠点設計、設備導入の考え方
 ・ロジスティクス領域における新たなチャレンジ
(株)MonotaRO
執行役 物流部門長 吉野 宏樹 氏
 企業事例6 「メディカル物流におけるオートメイションの新たな形」
 ~7 社協創で挑んだ、日本初完全無人ケース仕分けシステムの開発~
 ・メディカル物流センターにおける新しい省人化システムを7社協創にて開発~導入
 ・開発キーコンセプト:①「無人化」➁「柔軟性(作業・設備)」③「シェアリング」
 ・PL搬送~ケース仕分け~ステージングまでを完全無人化にて運営中
 (株)日立物流
ロジスティクスソリューション開発本部
ロジスティクステクノロジー部 部長補佐 野原 陽亮 氏
特別講演
コーディネータ 

 NECソリューションイノベータ(株) 上席プロフェッショナル 樋口 聡
 特別講演
「渋沢栄一の「論語と算盤」で未来を拓く~持続可能な経済社会と企業経営に向けて~」
 ・かつての日本の思考体験の延長線上では、令和時代に繁栄する社会は描けない
 ・渋沢栄一が日本に資本主義を導入した理由は社会変革であり、提唱した
  「論語と算盤」の現代意義は持続可能である
 ・「と」の力を活用し、新たな価値を創造すべき
シブサワ・アンド・カンパニー(株)
代表取締役 渋澤 健 氏
  <パンフレットはこちらからご確認ください>

承認:エディタ

5.開催要領

 開催方式 会場、オンライン選択型
会場:アートホテル大阪ベイタワー(大阪市港区)
オンライン:Liveオンライン<ZOOMを使用>
 参加対象  荷主(製造業、卸業、流通業)のSCM、ロジスティクスをご担当されている方
 物流事業者、物流子会社の経営職、管理職の方
 その他業種でSCM、ロジスティクスをご担当されている方
 参加料金    <1日参加>  JILS会員:22,000円(税込)/1名・ JILS会員外:30,800円(税込)/1名
 <2日間参加> JILS会員:30,800円(税込)/1名・ JILS会員外:44,000円(税込)/1名
 ※2日間参加につきましては、割引価格となっています。
  2日間参加の方につきましては、上記「4.申込方法の【2日間両日申込】よりお申込みください。
《有資格者優待》
 当協会の資格をお持ちの方には以下の参加料金を適用いたします。
 1日参加:16,500円(税込)/1名 2日間参加:22,000円(税込)/1名
 お申込みの際は、申込ページの該当保有資格にチェックをしてください。
 ※ロジスティクス経営士、国際物流管理士、グリーンロジスティクス管理士、物流技術管理士、物流現場改善士

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