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中部ロジスティクス研究会 2023年度初回会合 開催報告

お知らせ詳細

中部ロジ研

中部支部では、各社の様々な取組みに関する情報共有や人的交流の促進を通して、各社の課題解決につなげていただく場として、中部ロジスティクス研究会を立ち上げました。 2023年度の本研究会では「2024年問題とその先にある課題への対応」をテーマに掲げ、ゲストスピーカによる講演とメンバーによるグループディスカッションに取り組みます。 初回会合は10月11日(水)に実施いたしました。

今回は初回ということで、オリエンテーションや登録メンバーの自己紹介、メンバーによる事前アンケートの報告とともに、中部経済産業局ならびに中部運輸局の方にご登壇いただき、2024年問題にかかる行政の取り組み等についての説明と質疑応答を実施しました。

●第1回(10月)会合の概要
・オリエンテーション(事務局説明、主査解説)
・登録メンバー自己紹介
・講演① 中部経済産業局「「物流の2024年問題」等への対応について」
・講演② 中部運輸局「物流の2024年問題に対する国土交通省の取組について

●講演に関する参加メンバーのご意見
【講演①について】
 ・庫内業務の動向はキャッチしていたが、運送面の現状や課題は一部の事だけしか知りえていなかったため、今回いただいた講演・資料を読み込むとともに新たな情報もキャッチする必要性を感じた。
 ・商品の1/3ルールを変える、荷待ち時間の軽減等のために必要な取組は、例えば冷凍食品等についてはパレット納品に変えるといった対応を実行しない限り、いくらガイドラインを整えても現場に落とし込むことは難しいのではないかと感じたが、パレットを揃えるなど少しずつ動いていることが分かり、参考になった。
 ・自社の物流の観点からは、2024年問題の対策での運賃値上げに対してどの程度の変動があり得るか具体的に知りたかった。

【講演②について】
 ・庫内業務の動向はキャッチしていたが、運送面の現状や課題は部分的にしか把握していなかったため、今回の講演資料を読み込むとともに新たな情報もキャッチする必要性を感じた。
 ・トラック運送事業者の大半が中小企業であることを再認識した。労働時間や賃金、ドライバーの平均年齢等にかかる課題は当社だけではないということがわかり、参考になった。
 ・トラックGメンの設置について、荷主企業・物流企業それぞれに対しての影響を具体的に知りたい。
 ※一部の表現等は事務局で編集していますので予めご了承ください。

また、初回会合後、懇親会を実施しました。メンバーの自社での取組みやお悩み等、ざっくばらんな雰囲気のなかで大いに語り合う場となりました。研究会の会合は今後月一回の実施になりますが、会合以外での交流も積極的に進められることが期待されます。

中部ロジスティクス研究会の概要・詳細はこちらからご確認いただけます。

2023年度参加メンバー企業一覧:10社(社名50音順/2023年10月20日現在)
(株)IHI,カリモク家具(株),(株)サンゲツ,(株)スギ薬局,日清アソシエイツ(株),日本GLP(株),フレッシュ物流(株),ホンダロジコム(株),三井倉庫(株),(株)八幡ねじ

 

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