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JILSニュース

お知らせ詳細

2020年度物流コスト調査結果(速報値)の公表 ~売上高物流コスト比率は5.38%~

物流コスト調査

【お詫び】
12/27配信 JILS通信:【増刊号】 速報!物流コスト調査と国際物流混乱の荷主影響調査に掲載のリンクに誤りがありました。

2021年度物流コスト調査結果(速報値)の記事はこちらを御覧ください。
https://www1.logistics.or.jp/news/detail.html?itemid=617&dispmid=703


---以下 2020年度(前年度) 物流コスト調査記事---

 2020年度物流コスト調査の売上高物流コスト比率は5.38%(全業種平均。速報値)となった。前年度からの増加幅は0.47ポイント。
近年、物流事業者からの値上げ要請などを理由に売上高物流コスト比率が上昇傾向にあったが、2020年度調査においては大幅に上昇し、
直近20年間の調査結果と比較しても、過去2番目に高い結果となった。最大の要因としては、近年続いている労働力不足などによる
トラック運賃の値上げや荷役費の値上げによるものではないかと推測している。
 
 本調査では、2020年7月から11月にかけてアンケート調査を実施し、計202社から有効回答を得た。
なお、今回の調査対象期間は、主に2019年度であり、売上高物流コスト比率上昇へのコロナ禍の影響は、限定的だと推測している。
なお、同一サンプルによる前期比較が可能な2年連続回答(有効回答163社)の売上高物流コスト比率は5.63%%(全業種平均。速報値)で、
前年度と比較して0.14ポイント上昇している。
 
 値上げ要請の有無については、回答企業(171社)のうち83.0%が要請を受けたと回答を得た。値上げ要請を受けた企業の割合は
前年度から10.1ポイント減少した。値上げ要請があったとの回答した企業(142社)のうち、136社(95.8%)の企業が「応じた」と
回答した。値上げ要請を受けた企業の割合は4.3ポイント増加した。引き続き荷主が物流事業者からの値上げ要請を受ける状況に
変わりはないと考えられる。

この後、調査内容を精査し、確定値を2020年4月に公表する予定となっております。

速報版:2020年度物流コスト調査報告書

■これまでの物流コスト調査報告書・物流コスト関連情報
https://www1.logistics.or.jp/lcost/


本報告書の詳細版は、有名書店※・政府刊行物センター等で販売いたします(2020年4月刊行予定)。
※amazon、紀伊国屋、ジュンク堂、丸善等。ただし一部店舗を除く。 

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