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DX推進!情報を活用したシステムの設計方法を学ぶ─ロジスティクス研究会8月会合報告

ロジ研

ロジスティクス研究会では、第4回会合を8月20日(火)に実施しました。

今回はゲストとして黒須誠治先生(早稲田大学名誉教授)をお招きし、情報システムを活用したDX推進の際に求められる「目的や手段を発見するための思考方法」や「情報を活用したシステムの設計方法」について講義と演習を実施していただきました。

講義と演習:ワークデザインによる物流システムデザイン

ご登壇者

黒須 誠治 先生(早稲田大学 名誉教授)

講義と演習のポイント

◼「ワークデザイン」手法による目的や手段の発見方法
・目的展開法(何のため展開法):設計(デザイン)する目的やテーマを発見するための方法
・手段展開法(そのためには展開法):目的の達成に必要な手段を発見するための方法
・可能展開法(できる展開法):目的の達成時に得られる副産物を発見するための方法
◼「ホッパー図」を用いた情報活用システムの設計方法
・モノに数値や記号などの情報を紐づけ、可視化や意思決定等に活用できるようにする
・「ホッパー図」を用いてインプット・アウトプットとするモノや情報を検討する
・上記をもとに、情報のアウトプットに必要な仕組みを組み立てる

事後アンケートでのコメント

『講義と演習を通じて、目的を明確化すること、それを起点により具体的に掘り下げていくことが必要であることが理解できました。また、これらの検討を実施することで、従来のプロセスから何を変えていかないといけないかが明確になると感じました。』

『DXの概念についてフロー図で可視化することで、どのように情報抽出し、どのように情報を処理し、組み込んでいくのかが理解しやすくなりました。また前述に加え、目的・手段・可能展開を活用していくことにより、より高度な情報処理ができると感じました。』

『講義を聴くだけではなく、演習を実施することが理解を深めるのに効果的であると感じました。学生の頃はそれがわからなかったが、大人になって大学教授の方の講義を受けたことで、当時とは違った感じ方ができて良かったです。』

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■2024年度参加メンバー企業一覧:20社21名(社名50音順/2024年9月30日現在)
アセットソリューション、インターシステムズジャパン、SBSリコーロジスティクス、
カリモク家具、コヒーレント・コンサルティング、ジョーンズラングラサール、
シンフォニアテクノロジー、親和パッケージ、セイノーホールディングス、大成建設、
つばさホールディングス、帝人物流、デロイト トーマツ コンサルティング、
トラフィックレンタリース、日本電信電話、ハンナ、日野自動車、
ブリヂストン、ベネッセコーポレーション、ホンダ運送

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