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お知らせ詳細

輸配送における企業間協業やデータ活用の推進 ほか─ロジスティクス研究会6月会合報告

ロジ研

ロジスティクス研究会では、第2回会合を6月18日(火)に実施しました。
会合では研究会メンバー企業における取り組みについてご発表をいただき、発表内容についてディスカッションを実施しました。

発表①:データ活用からDXに向けて

発表企業

セイノーホールディングス(株)

発表のポイント

◼データ活用による業務効率化
・お客様とのデータ連携:専用ポータルサイトの構築
・EDI連携による輸送情報のデジタル化
・仕分け・発送の効率化:新人やアルバイトの方でも一定の作業効率を確保
・ドライバーの携帯端末へのナビゲーション機能や位置情報取得機能の実装
◼データ活用による他社との協業
・機能(幹線輸送とラストワンマイル配送)や地域を補完し合う形での連携
・企業を越えた荷物状況照会システムの構築:自社の端末で他社の送り状の読み込み・処理
■データ活用からDXへ
・イノベーションの追求には「知の深化」と「知の探索」が重要
・遠くて違う場所にある「知」を既存の「知」と組みわせる

事後アンケートでのコメント

『様々な業界変化が進捗する物流業界における、解の創出についての視点をいただきました。』
『現場を起点にどの情報を使うか、またそれらをどのように結びつければ効率的に作業ができるかをお聞きでき参考になりました。』

発表②:原料調達フロー再構築と課題

発表企業

帝人物流(株)

発表のポイント

◼取り組みの背景
・荷主の構造改革による原料調達先の変更に伴う荷姿の変更
・原料納入時の作業フロー変更が必要となり、プロジェクトを立ち上げ
■プロジェクトの推進
・自社、荷主企業の製造工場、協力企業(現場作業請負)との3社による検討・協議
・現場教育の実施、作業標準書や供給フロー図の作成
・品質管理:異常発生時の報告・対策体制の構築
■今後の課題
・紙ベースでの作業依頼や原料管理からの脱却
・安定的な作業員確保

事後アンケートでのコメント

『物流というと物を運ぶことだけに注目しがちですが、付帯業務も同じくらい大事になりそうであると感じました。』
『原料調達に関して知らない事がたくさんあり、とても勉強になりました。』

ロジスティクス研究会概要・参加メンバー

年度の途中からのご参加もお待ちしておりますので、是非ご検討ください!

■ロジスティクス研究会の概要・詳細は以下よりご確認いただけます。
ロジスティクス研究会 トップページ

■2024年度参加メンバー企業一覧:20社21名(社名50音順/2024年6月30日現在)
アセットソリューション、インターシステムズジャパン、SBSリコーロジスティクス、
カリモク家具、コヒーレント・コンサルティング、ジョーンズラングラサール、
シンフォニアテクノロジー、親和パッケージ、セイノーホールディングス、大成建設、
つばさホールディングス、帝人物流、デロイト トーマツ コンサルティング、
トラフィックレンタリース、日本電信電話、ハンナ、日野自動車、
ブリヂストン、ベネッセコーポレーション、ホンダ運送

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