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中部ロジスティクス研究会 2023年度第5回会合 開催報告

お知らせ詳細

中部ロジ研

2月21日(水)に中部ロジスティクス研究会の2023年度第5回目の会合が実施されました。

会合前半のゲストスピーカによる講演では内田 明美子様(湯浅コンサルティング コンサルタント)にご登壇いただき、2024年問題対応における企業の取組みや最近の行政の動向等をお話しいただきました。 その後、今回もグループに分かれ、メンバーによるディスカッションを行いました。

1)第5回会合の概要
(1)オリエンテーション(事務局説明、コーディネータ解説)
(2)ゲストスピーカによる講演「事例からあらためて問う 2024年対応で何を変えるか 」
 講  師:内田 明美子 氏((株)湯浅コンサルティング コンサルタント)
 講演概要:
 ・荷主同士の連携、これまでにない画期的なポイントとは?
 ・本来、利害相反する荷主と物流企業は連携できるのか?
 ・行政に何を期待するか?
 ・結局、誰のために何をするのか?
(3)グループディスカッション
 ディスカッションテーマ:2024年問題への対策として、
 ①行政に対する期待と懸念はなにか?
 ②荷主企業の連携において重要な点はなにか?
 ③荷主企業・物流企業の連携において重要な点はなにか?
 ④2024年問題対応にて自社の取組みの課題と今後の取組み 

2)参加メンバーのご意見(参考になったこと、感想等(会合後アンケートより))
(1)ゲストスピーカの講演について
 ・現状の物流関係の法整備の流れを理解でき参考になった。
 ・解説をお聞きし、今後行政が物流に対して、直接的に関与してくることを実感できた。
 ・時系列で解説いただき、非常にわかりやすかった。
 ・2024年問題への対応は目前に迫っているが、まだ取り組みに対する具体的なガイドラインがまとまっていないことを認識でき、それだけでも大いに参考になった。
(2)グループディスカッションについて
 ・2024年問題について、まだまだ啓発が必要であることを認識した。
 ・サプライチェーン協調は現実の問題としては、かなり大手でないと難しいと感じた。物流改善は、物流事業者の収入減になり、利益相反関係にあることの課題を大きいと思う。
 ・先進的な物流を構築している企業にとって、行政における今後の規制的措置が逆に効率化・高度化の更なる取り組みのブレーキになりかねないのではないかと懸念する。
※一部の表現等は事務局で編集していますので予めご了承ください。

また、会合終了後に有志による懇親会を実施しました。
グループディスカッションの振り返りから各社の業務や課題について深く語り合う時間を過ごす等、交流が活発に進み、会合とは別にメンバーだけの見学会も予定されており、事務局としても人的交流の深まりを実感できました。また、次年度の研究会に期待することもお聞きすることができ、より満足いただけるプログラム等次年度の準備の参考になりました。
 

■中部ロジスティクス研究会の概要・詳細は以下よりご確認いただけます。

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■2023年度参加メンバー企業一覧:11社(社名50音順/2023年12月25日現在)
(株)IHI,カリモク家具(株),(株)サンゲツ,(株)スギ薬局, 東芝テック(株),日清アソシエイツ(株),
日本GLP(株),フレッシュ物流(株),ホンダロジコム(株),三井倉庫(株),(株)八幡ねじ

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