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JILSニュース

お知らせ詳細

2019年度物流コスト調査結果を発表しました ~売上高物流コスト比率は4.91%(全業種平均)~

物流コスト調査

 2019年度物流コスト調査の売上高物流コスト比率は4.91%(全業種平均)となった。前年度からの減少幅は0.04ポイント。
2018年度調査では、物流事業者からの値上げ要請などを理由に売上高物流コスト比率が大きく上昇したが、2019年度調査においては、
ほぼ横ばいに近い結果となった。直近10年間の調査結果と比較しても、3番目に高い結果であり、高水準を維持しているといえる。
 
 本調査では、2019年7月から11月にかけてアンケート調査を実施し、計219社から有効回答を得た。なお、同一サンプルによる前期
比較が可能な2年連続回答(有効回答148社)の売上高物流コスト比率は4.74%(全業種平均)で、前年度から0.07ポイント
上昇している。
 
 値上げ要請の有無については、回答企業(203社)のうち93.1%から要請を受けたと回答を得た。値上げ要請を受けた企業の割合は
前年度から5.2ポイント増加した。値上げ要請があったとの回答した企業(189社)のうち、173社(91.5%)の企業が「応じた」と
回答した。値上げ要請を受けた企業の割合は約3.9ポイント減少した。引き続き荷主が物流事業者からの値上げ要請を受ける状況に
変わりはないと考えられる。

 今回、荷主企業へのアンケートにより、物流管理に関わる指標の把握状況の調査、及び、物流作業の負荷軽減や「ホワイト物流」
についての意識調査を実施した。その結果についても概要版報告書に掲載している。



報告書の概要版はpdfファイルをダウンロードしてご参照ください。  
概要版:2019コスト調査報告書.pdf 

 ※2019年度の物流コスト調査結果をまとめた報告書を販売しております。  
http://jils.force.com/PublicationDetail?productid=a0R5F00000Vat1I 


※2020年度調査につきましては、本年7月頃を目処にアンケートを送付させて頂きます。
   ご回答頂きました企業様には、後日、調査結果をまとめた報告書を1部送付申しあげます。 
   ご協力の程、何卒宜しくお願い申しあげます。  

(JILS総研)

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