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2021年度物流コスト調査結果(速報値)の公表 ~売上高物流コスト比率は5.70%~

お知らせ詳細

物流コスト調査

 2021年度物流コスト調査の売上高物流コスト比率は5.70%(全業種平均。速報値)となった。前年度からの上昇幅は0.32ポイント。
近年、物流事業者からの値上げ要請などを理由に売上高物流コスト比率が上昇傾向となっていたが、2020年度調査においては前年度から
0.47ポイント上昇し、5.38%と14年ぶりの5%を記録した。さらに、2021年度調査においても上昇が続き、過去20年間の調査において
最も高い売上高物流コスト比率となった。
 本調査では、2021年7月から12月にかけてアンケート調査を実施し、計195社から有効回答を得た。なお、今回の調査対象期間は、
主に2020年度であり、新型コロナウイルスの流行が拡大した時期とも重なるため、コロナ禍による物流コストの影響についても、
現在分析を進めている。
 なお、同一サンプルによる前年度比較が可能な「2年連続回答企業」(162社)による売上高物流コスト比率(全業種平均)は、
5.61%(全業種平均。速報値)で、前年度と比較して0.07ポイント上昇している。
 
 値上げ要請の有無については、回答企業(169社)のうち66.9%が要請を受けたとの回答を得た。値上げ要請を受けた企業の割合は
前年度から16.1ポイント減少した。値上げ要請があったとの回答した企業(113社)のうち、98社(86.7%)の企業が「応じた」と
回答した。9.1ポイント減少した。輸送費の値上げ要請については、やや勢いが落ち着いた感があるが、荷役費や保管費については
昨年と同水準で値上げ要請が続いている。

この後、調査内容を精査し、確定値を2022年4月に公表する予定となっております。

【お詫び】2021.12.27
速報版報告書におきまして、一部表記に誤植がございました。
つきましては、下記の通り訂正をさせていただきます。

現在掲載している報告書では修正を行っております
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、
深くお詫び申し上げます。

該当箇所:2ページ 図表2-3 連続回答企業の売上高物流コスト比率の推移

誤)


正)
 
 
 
 
 
 
 
 

■速報版報告書のダウンロードはこちら
速報版:2021年度物流コスト調査報告書

■これまでの物流コスト調査報告書・物流コスト関連情報
https://www1.logistics.or.jp/lcost/


本報告書の詳細版は、有名書店※・政府刊行物センター等で販売いたします(2022年4月刊行予定)。
※amazon、紀伊国屋、ジュンク堂、丸善等。ただし一部店舗を除く。 

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