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中部ロジスティクス研究会 2023年度第3回会合 開催報告

お知らせ詳細

中部ロジ研

去る12月15日(水)、中部ロジスティクス研究会の2023年度第3回目の会合が実施されました。
本研究会ではゲストスピーカによる講演とメンバーによるグループディスカッションを行っていますが、
今回はアサヒロジスティクス(株)の井上健様にご登壇いただき、2024年問題の解決に向けた物流企業の対応として同社の取組みをお話しいただきました。
その後、今回もグループに分かれ、メンバーによるディスカッションを行いました。

1)第3回会合の概要
(1)オリエンテーション(事務局説明、コーディネータ解説)

(2)ゲストスピーカによる講演 「アサヒロジスティクスのES経営・人財活用」
講師:井上 健 氏(アサヒロジスティクス(株)人財本部 採用育成グループ グループ長)  
講演概要:2024年問題への対応としてのES経営、人材育成
・研修の充実:設備投資、自動車学校のグループ化等
・活躍できる業務、職場の実現:女性専用トラックの導入、全車両AT車化、保育事業の実施等
・人材育成:企業内大学設置等

(3)グループディスカッション ディスカッションテーマ:2024年問題への対策として
①ドライバー確保、定着のため必要なことは?   
②そのための対策は?   
③ドライバー確保、定着のために
・荷主企業に望むことは
・物流企業に望むことは
・行政に望むことは

 2)参加メンバーのご意見(参考になったこと、感想等(会合後アンケートより))
(1)ゲストスピーカの講演について
 ・長年の課題である雇用確保に対して、働きやすい環境つくり(ハード面:保育施設など)とソフト面(表彰制度)などの取り組みが素晴らしいと感じた。
 ・単にドライバースキルを保持する人材の登用ではなく、将来のドライバーを育成することまで人材確保戦略に組み込んでいる点や将来的に物流業界への
人材流入促進を想定した人事を行っている点が参考になった。
・やりがいのあるワクワクする会社にしたい、さらには物流業界をそのような期待に応える業界にしていこうという思いに強く共感した。

(2)グループディスカッションについて
・今回も荷主としての方向性、物流事業者としての方向性と別々に考えるのではなく、双方が連携して課題解決に当たることが肝要であると認識できた。
 ・物流企業における新入社員やドライバー離職率の高さに驚き、また各物流企業では離職低減のために色々な工夫や努力をされている点が参考になった。
・市場規模や市場動向、市場内で業務に従事する人材の増減等の全体概要が数値を把握できると、よりよい議論ができると感じた。
 ※一部の表現等は事務局で編集していますので予めご了承ください。

 また、会合終了後に有志による懇親会を実施しました。
グループディスカッションの振り返りから各社の業務や課題について深く語り合う時間を過ごし、事務局としてもあらためて交流の重要性を再認識いたしました。

 ■中部ロジスティクス研究会の概要
・詳細は以下よりご確認いただけます。
中部ロジスティクス研究会 トップページ

■2023年度参加メンバー企業一覧:11社(社名50音順/2023年12月25日現在)
 (株)IHI,カリモク家具(株),(株)サンゲツ,(株)スギ薬局, 東芝テック(株),日清アソシエイツ(株), 日本GLP(株),
フレッシュ物流(株),ホンダロジコム(株),三井倉庫(株),(株)八幡ねじ

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