フォークリフト安全支援システム
株式会社パル技研
フォークリフト安全支援システム BFV202
“見えない危険”を見える化し、事故を未然に防ぎます!
倉庫や物流センターなど、フォークリフトの運用が日常の現場では、「車両」と「作業者(歩行者)」の共存が常にリスクとして存在します。特に近年の人手不足や業務量の増加に加え、新人ドライバーや未熟練者の増加も現場の課題となっています。経験の浅いドライバーは、状況判断や視認性においてベテランより不利な場面が多く、ヒヤリ・ハットや重大事故のリスクが高まる要因となっています。そのため、事故が起きてから対処するのではなく、「起こる前に防ぐ」ための安全対策が不可欠です。そんな現場の安全を“見えない危険まで見える化”するのが「フォークリフト安全支援システム BFV202」です。
●主な特徴
・全方位カメラで前後をカバー
フォークリフトの前方に2台、後方に2台のカメラを設置。進行方向に応じて前後を切り替え、周囲の状況をリアルタイムで撮像します。
・AIによる歩行者(作業者)検知
撮像した映像を独自のAI推論処理で解析し、フォークリフトと人との距離・接近を瞬時に判定。対象は「作業者(歩行者)」に特化しています。
・後付け対応
新型フォークリフトだけでなく、既に運用中のフォークリフトにも後付けで装着できるため、既存設備を活かしつつ安全レベルを向上させられます。
・リアルタイム警告 — モニタ映像と音声で通知
作業員が検知範囲に入った際は、モニタ上で赤枠/橙色で強調表示し、さらに警告音声で運転者および周囲に注意を促します。
●なぜ今、安全支援システムが必要なのか
・ヒューマンエラーによる事故の多様化
倉庫・物流現場では、「見落とし」「死角」「不意の接近」などのヒューマンエラーが、重大事故につながるリスクがあります。特にピッキングや積み下ろしの時間帯は、フォークリフトと作業者が交錯する場面が多く、注意力が散漫になりがちです。こうした「小さな見落とし」が事故につながる前に、防止策が求められています。
・安全対策は「コスト」ではなく「先行投資」
事故や労災が起きれば、人的被害だけでなく、操業停止、賠償、信頼低下といった甚大な損失につながる可能性があります。
一方で、事故を未然に防ぐ対策に投資することで、「被害の発生」「業務停止」「信頼損失」を防ぎ、結果として企業の安定運営と効率化につながります。
・規制強化・安全基準の厳格化
社会全体で労働安全・物流安全への意識が高まっており、倉庫運営や運送における安全対策は、法令・ガイドライン面でも強く求められる傾向にあります。こうした流れの中で、設備による安全強化は重要な要件となっています。
●BFV202 がもたらす、現場における価値
・死角をなくすことで、接触事故や巻き込み事故のリスクを低減。全周囲をカバーするカメラ+AI検知により、従来「見えなかった」「気づきにくかった」リスクポイントを可視化。特に倉庫内混雑時や夜間作業など、視認性が下がる状況でも安全性を確保します。
・既存のフォークリフトへの後付けが可能で導入負荷を削減、コスト対策にも配慮
新規導入だけでなく、すでに稼働中の車両にも対応可能なため、設備更新のタイミングを待たずに即時安全対策の強化が可能です。
・作業者と運転者の双方にアラート — “見落としゼロ”の安全環境
音声と視覚による警告で、運転者だけでなく近くにいる作業者にも注意喚起。誤操作・うっかりミスの抑止にもつながります。
・安全意識を高め、事故の未然防止
機器によって「自動で安全を守る」仕組みを導入することで、作業者・管理者問わず安全意識が浸透。教育やルールだけでは防ぎきれないリスクに対応できます。
●こんな現場に特におすすめ
倉庫や物流センターなど、フォークリフトと歩行者の往来が頻繁にある施設
人手不足で一人あたりの業務負荷が大きく、ヒヤリ・ハットが起きやすい現場
新たな安全基準の導入や監査対応が求められており、安全対策を迅速に整備したい企業様
古いフォークリフトを多く運用しており、更新コストを抑えつつ安全性を確保したい施設
● 製品サイトURL & お問い合わせ先
製品ページ
BFV-202 動画はこちら
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