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自動/省人化効果を最大限発揮するための事前検討支援

物流現場改善お役立ち情報|詳細

自動/省人化効果を最大限発揮するための事前検討支援

シーオス株式会社

自動/省人化効果を最大限発揮するための事前検討支援

マテハンやソフトウェアの導入時に陥りがちな状況に対し、全体業務を見据えたソリューションを提案します

<背景>
物流ネットワーク最適化(物流拠点の集約化)を進める際には、集約後のセンターの生産性向上のために、マテハンやソフトウェアの導入による倉庫作業の省人化や作業効率化を目指すことがあります。※搬送用ロボット、コンベア、自動仕分け機、倉庫管理システム、配送管理システム等。しかし、いざ導入した後に、うまく機能・連動できなかったり、省人化・作業効率化ができないという状況が起こることが多々あります。

<課題>
①最良のソリューションを選定するための要件定義が十分にできない
要件定義に不可欠な業務やデータの構造化は、実務担当者にとって時間的制約や人手不十分により工数負担が大きく、さらに通常業務と異なるスキルや経験が求められ難易度が高くなります。その結果、要件定義が十分にできず、ユーザー側と、マテハン/システムベンダー側の間で認識誤りが起こることで選択が正しくできない結果をもたらすことがあります。

②導入目的に沿って全体最適の観点での検討ができず、本来の効果創出から乖離してしまう
マテハン・ソフトウェアの導入において、かかわるステークホルダーは多様となることが多いため、立場・役割・思いの異なる関係者の中で調整を行う必要があります。一方で、関係者間の情報格差が大きいケースがあると、目標が「マテハンやソフトウェアの導入」にすり替わり、導入可否の検証や全体最適の視点での検討ができず、導入後に物流特性と合わないソリューションを選択してしまい、現場がマテハン・ソフトウェアに合わせなくてはならない状況を生み、苦慮する結果をもたらすことがあります。

<シーオスが提供できる価値>
上記の課題①②に対して、コンサルティング、業務設計・運用、システム設計・開発のサービス領域を有する当社が、ユーザー様とベンダー様の間の立場として介入・仲介することで導入効果の最大化のサポートをいたします。

1. 課題①に対する価値:データ分析による物流特性の理解
難易度が高く工数のかかる業務や構内データの構造化を、現場運営や業務設計の支援実績を活かし、要件定義の前提となる物流特性を導出することでサポートいたします。例えば、365日の入出荷・在庫データや商品/製品の荷姿データに基づき定量的な分析により物流特性を導き出していく際には出荷数・在庫量等がここ数年でどの程度伸びているか?という、マクロな視点から、入荷当日出荷に該当するようなボリュームがどの程度あるか?日々の保管に必要な在庫体積はどの程度か?という、ミクロな視点まで可視化し、進めていきます。(業務・システムに精通したコンサルタントが整理を進めるため、社内間では棚卸・可視化できない要件を客観視できるようにした事例もございますので、気兼ねなくご相談ください)

2. 要因②に対する価値:新センターにおける基本的な「業務・レイアウト・システム」の在り方を導出。
1.物流特性の理解を踏まえた「あるべきセンター設計方針」を具現化していく。
業務:当社独自の人的生産性向上のための方法論を用い、業務パターンを動作レベルの粒度を落とし込み「標準化」することで、現場にはわかりやすく、経営には定量的な効果を算出できる形でお示しします(作業マテハン検討時は、該当工程の生産能力の算出に寄与)。

レイアウト:レイアウトを構成する保管スペース、作業スペースのそれぞれについて、最適値を算出します。具体的には、商品・格納間口の3辺サイズ・重量を加味して体積ベースの保管可能量を算出することで、必要間口数・必要什器数を算出し、お示しします(保管マテハン検討時は、保管マテハンの保管能力の算出に寄与)。

システム:業務工程の構造化および動作レベルでの業務整理を行い、システム機能の要件整理を行います。業務視点でシステムに必要な機能を整理することで、抜け漏れなく、かつどのような機能を具体的に具備すればよいのかを整理できるだけでなく、システム設計においての認識違いを最小化できます。また、マテハン選定においても、WMS(またはWES)とWCS間のインターフェースをどうすればよいか、どこまでが業務範囲でどこからがシステム範囲なのかを明確化できるため、導入時の現場作業イメージが具体化されます。

このように、シーオスはユーザー様・ベンダー様の仲立ちの立場として、客観的に全体業務を見据えたソリューションを提供して参ります。本課題に対しては、「システムやマテハンを使う」ではなく、「目指す業務に対応する物流倉庫建屋設計とシステム・マテハン導入」という、真にお客様に最適な業務を起点とした設計を行えることが特徴です。(場合により、業務設計・システム設計・提供の観点でもご支援が可能です)当社は 20 年にわたり、様々な産業の企業様に対して、あるべき業務の策定や、整流化、品質改善など、様々なテーマで支援してきました。

物流領域全般に知見があり、全体業務を加味したプロジェクトを描けるのがシーオス株式会社です。 ユーザー・ベンダー間でご支援する立場として導入企画から業務始動・改善まで全体的に支援します。

■関連ページ  
ロジスティクスコンサルティング
https://www.seaos.co.jp/service/consulting.html  
物流倉庫建屋設計、システム、マテハンの組み込み
https://www.seaos.co.jp/service/engineering.html

■SEAOS ─ Neural Networking Logistics ─  社会インフラとしてのロジスティクスをデジタルネットワーク化することで産業に革新をもたらす。
https://www.seaos.co.jp


登録日:2023/10/06

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