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標準パレット輸送で荷役時間を大幅短縮!

物流現場改善お役立ち情報|詳細

標準パレット輸送で荷役時間を大幅短縮!

丸紅ロジスティクス株式会社

標準パレット輸送で荷役時間を大幅短縮!

丸紅ロジスティクスでは、持続可能な物流の実現に向けて、2024年4月に開始されるドライバーの時間外勤務上限規制の強化に先駆けて、標準パレットを利用した複数荷主の共同により輸送荷役時間の大幅短縮を実現しています!

物流業界は労働力不足が深刻になっており、今後モノを運べないという問題が発生することが懸念されています。持続可能な物流の実現に向けて、物流業務のデジタル化、自動化・機械化、省力化・効率化を進めることが必要となっています。

例えば菓子物流でも同様の課題を抱えています。菓子(特にスナック・米菓系)は軽量で多品目という商品特性のためにバラ積み輸送となっていますが、2024年4月にドライバーの時間外勤務上限規制が強化されると、荷役時間が長くドライバーの拘束時間が長いバラ積みの輸送力が更に低下することが想定されています。

将来にわたり菓子物流を安定的に行うためには、長い荷役時間の原因の一つとなっている積み卸し時の手積み手卸しの改善のために、業界全体で標準化されたパレットの利用を拡大していくことが重要と考えられています。

丸紅ロジスティクスでは、2020年度に国交省補助金事業にてトランコム株式会社と共にパレット輸送の実証実験を実施しました。

一部の納品先様に対する菓子メーカーX社とY社の製品の輸送をバラ積み輸送からパレット輸送に変更したことにより、積み込み時間が120分から40分へ、荷卸し時間が120分から10分へと大幅な時間短縮が実現されました。

パレット輸送では、作業効率向上・待機時間減などのメリットと積載率低下などのデメリットが混在するため関係者間での調整が必要であり、推奨パレットサイズ・商品サイズ・発注単位などを定めていくことがパレット輸送の導入には必要となります。

このため、丸紅ロジスティクスは、2021年度にメーカー様・卸様・物流会社などの関係者様との協議会を発足させました。

2024年度は、パレット輸送による共同輸送の実証実験、e菓子ネットを活用したASN、伝票レス・検品レスに向けたガイドラインの策定に向けて、各社との協議を進めて参ります。

取り組みの詳細は丸紅ロジスティクスのホームページをご参照下さい。
https://www.marubeni-logi.com/news/798/

【お問い合わせ先】
丸紅ロジスティクス株式会社 
国内第二事業本部 菓子ソリューション事業部
03-3219-1645
kume-a@jpn.marubeni-logi.com


登録日:2023/12/11

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