港湾物流業務のDXに向けた取組み-国際物流強靭化推進研究会 9月会合報告
2023年度の国際物流強靭化推進研究会は第4回会合を9月22日(金)に実施しました。
港湾のコンテナの陸上輸送を担うトラック配送業務のドライバーの高齢化が進んでおり、労働力不足や業務ノウハウの継承が大きな課題となっている中、港運事業者向けのコンテナ輸送最適化を支援するクラウドサービス構築事例を中心にご発表および意見交換を行いました。
<第4回(9月)会合の概要>
「海上コンテナ輸送の抱える課題および解決に向けたソリューション」トヨタ自動車(株)
課題1:企業間の動的情報の壁
課題2:陸上輸送の効率・継続性
解決策:最適化、自動化、見える化、形式化
《会合実施後のアンケート回答結果の抜粋》
・2024年問題を前に時宜を得た取組み内容で、デモも交えて頂き概要は理解出来た。
・京浜港や阪神港では特定荷主の影響力に限りがあるため、同様の取組は難しい面はあるものの、荷主が港湾物流を意識する姿勢は他荷主の模範となると感じた。
・配車手配の方々の(属人的な)仕事内容、精神的プレッシャー等が認識することが出来た。
・荷主がここまでやるのかと驚いた。
・フォワーダーさん任にしている範疇であったため、改めて港湾作業における課題認識をする良い機会となった。
・港湾作業においても、物流情報の可視化と連携(デジタル化)が課題であることが分かった。
・配車マンの業務環境を変えることで、配車マンの業務工数軽減だけでなく前後の業務・企業にも良い影響を与えるということが認識できた。
・非常に興味深い内容であり、地図上Mapping等も面白いとは思うが、内容の性質上、荷主ではなくやはり運送業者等がMainの仕様と感じた。ただし、斯様なシステムを導入してサービスのひとつとして活用する事業者さんなどには積極的に接点を持ちたいとは非常に思う。
・ほとんど知見のなかった分野で、十分に理解できたかわかりませんが、自分が認識出来ていなかった課題を知ることができました。今後、弊社でも同じような問題が実はコストアップ要因になっていないかなど、注視していきたいと思います。
担当/文責:JILS総合研究所 遠藤直也