SCMデジタル化と国際輸送戦略の見直し(喫緊の戦略課題)等-グローバルロジスティクス研究会9月会合報告
今回は、グローバルロジスティクス研究会の9月会合を振り返ります。
ゲスト講演とメンバー事例「グローバルロジスティクスの活動事例」の発表後に意見交換を実施しました。
1.実施概要
1)日 時:2021年9月17日(金)14:00~17:00
2)形 式:Teamsによるオンライン開催
2.実施内容
1)ゲスト講演
(株)グリッド「デジタル・サプライチェーン構築に向けたソリューション提案」
(1)AI活用の視点と例示
・配船計画表:50のタンカーが港、製品、輸送量を最適化
・備蓄容量を維持しつつ、燃料を最小化(年間数億円規模の燃料削減)、
安全在庫の遵守、計画業務削減、CO2排出量削減
・デジタル・ツインを構築してシミュレーションと最適化
(2)SCMへの適用例
・新製品が多いサプライヤー、工場までをモデル化、
どの工場にどの製品を対応させるか
・生産計画、物流
配車・運行管理のアプリ化、在庫量の最適化による収益最大化
予測は外れる前提で収益最大化
2)メンバー発表 「グローバルロジスティクスの活動事例」
(1)事業構成
(2)グループの生産ネットワーク、販売・サービスの拠点 など
(3)グループのロジスティクス機能
アジアの製造拠点から世界に出荷、製造拠点に部材を供給 など
(4)地域別の従業員構成、売上収益構成比 など
(5)サスティナビリティの取組み
(6)グループのロジスティクスの紹介
①グループのロジスティクス機能と国際輸送の俯瞰
②ロジスティクス部門の活動範囲
③中国における物流網再構築(調達ロジ)
④在庫拠点の配置最適化提案、各保管パターンでの効果額試算
⑤ダッシュボードによる情報展開(工場-販社ロジ)と情報展開 ~実施効果
⑥BCP重点施策および国際輸送戦略の見直し(喫緊の戦略課題)
⑦SCM戦略の意思決定に必要なデータ可視化とタイムリーな情報提供の取組み
⑧海外販社物流への取組み など
3.事後アンケートでのコメント(抜粋)
・BCP重点施策で人に頼り過ぎてはいけない、という点が大変参考になりました。
・社内組織含め非常にグローバルに展開されており、当社が今後未来において目指していくべき内容なのだと感じた。
・FTA/EPAについて質問をさせて頂き、当社でも利用拡大を検討している中で、製品レベルや部品レベルなどどこまでを
対象に対応されているのかをご教示頂き参考になりました。
※2021年度グローバルロジスティクス研究会の概要・詳細はこちらをご参照ください。