国際物流における海上/航空の輸送管理の状況-グローバルロジスティクス研究会7月会合報告
グローバルロジスティクス研究会の7月会合を振り返ります。
ゲスト講演、メンバーの事例発表と海上/航空の輸送管理に関わる情報交換を実施しました。
1.実施概要
1)日 時:2021年7月16日(金)14:00~17:00
2)形 式:Teamsによるオンライン開催
2.実施内容
【発表1】「新型コロナウイルスの影響と今後の産業の見通し」
■発表 (株)みずほ銀行(産業調査部)
■概要 (1)足下の状況
(2)今後の経済・産業の見通し
(3)グローバルな潮流の変化と日本産業への影響
・デジタル化(DX)
・国際秩序の変化(米中摩擦)
・サステナビリティ(カーボンニュートラル) など
【発表2】「事業拡大におけるロジスティクス課題」
■発表 メンバーZ社
■概要 (1)製品の特徴と生産、出荷の概要
(2)販売動向
(3)輸送管理の課題
【情報交換】「国際物流における海上輸送、航空輸送のマネジメント」
以下の様な項目について各社から発表のうえ、情報交換を行いました。
1)基本情報
・主な航路/物量
・貿易条件(インコタームズ)/運賃支払者
2)折衝概要
・契約期間(年間/半年など)
・選定方式(公開入札/参加者限定入札/随意契約)
※BAF(燃料費調整係数)、PSS(Peak Season Surcharge)など含め
3)業務管理
・担当者数(交渉/契約管理)
・選定方法(入札ツール、データ管理等)
・情報ソース
4)運用課題
・短期
・中長期
3)事後アンケートでのコメント(抜粋)
・現状のスペース不足の中、スポットレートではなく、契約レートで輸送できている会社もある現実があることに驚きました。もっとユーザー側が協力して輸送する方法を検討する必要があるのではと思った反面、みずほ銀行様からのプレゼンのように、この時期を超えた際には、買い手市場が待っていると推測するともう少しの我慢するしかないのかとも思いました。
・自社ではブッキングのconfirmationがなかなかいただけない状況がメインの遅延理由であるのに対し、他社様では遅延影響による出荷遅れがメインの遅延理由である事がわかりました。
・他社様の出荷物量が非常に多いということもあり、船社との直接交渉を行われているようですが、コロナ渦におけるスペース確保という点では苦労されている点があることが良くわかりました。
・各社のコンテナの状況やPSS(Peak Season Surcharge)に関する要望有無など参考になりました。
・情報交換では、各社様が積極的に情報開示いただき、大変参考になりました。
※2021年度グローバルロジスティクス研究会の概要・詳細はこちらをご参照ください。