「ロジスティクスに関わる戦略とケイパビリティについてのアンケート調査」ご協力のお願い
この度、公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会(JILS)では、ロジスティクス経営指標調査の一環として、「ロジスティクスに関わる戦略とケイパビリティについてのアンケート調査」を実施いたします。
物流の2024年問題への対応、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展、サステナビリティ要求の高まりなど、経営環境が急速に変化する中、ロジスティクスを経営戦略の中核として位置づけ、競争優位性を確立することの重要性は一層高まっていると考えられます。
しかし、多くの企業において「自社はどのような戦略を優先すべきか」、また「競争力を高めるために具体的にどのような組織能力(ケイパビリティ)を強化すべきか」といった点が、その方向性を明確化することが、多くの企業にとっての課題となっているのではないでしょうか。
本調査は、こうした課題認識に基づき、荷主企業におけるロジスティクス戦略の方向性とケイパビリティの現状を体系的に把握し、今後のロジスティクス高度化に向けた方向性を探ることを目的としています。
具体的には、以下の4つの視点から皆様の実態をお伺いします。
調査の視点
Ⅰ.経営戦略におけるロジスティクスの位置づけ
経営理念や中期経営計画において、ロジスティクスがどの程度重視されているか。(例:経営資源配分における重要度、管掌役員の設置状況)
Ⅱ.ロジスティクス戦略の方向性(トレードオフ)
「コスト効率とサービス水準」「在庫最小化と欠品防止」「拠点集約と分散」「自社資産活用と外部委託」など、相反する選択(トレードオフ)において、貴社が何を重視しているか。
Ⅲ.競争力を支える組織能力(ケイパビリティ)とその獲得手段
「部門間連携」「取引先との協働」「アジリティ(俊敏性)」「レジリエンス(強靭性)」「DX・データ活用」「サステナビリティ対応」など、戦略実行に必要な能力をどの程度備え、どう強化しようとしているか。
Ⅳ.パフォーマンス評価
戦略とケイパビリティが、実際の業績にどのように結びついているか。(例:財務業績、資産効率性(在庫回転率など)、サプライチェーンの安定性、環境・社会的パフォーマンス(ESG))
ご回答いただくメリット
調査結果の報告書では、日本企業のロジスティクスを起点とした戦略の全体像と傾向を分析します。これにより、貴社が他社との比較を通じて自社の立ち位置(強み・弱み)を客観的に把握し、次なる戦略を立案するための重要なベンチマーク(比較指標)としてご活用いただける資料を目指しております。
- ご回答いただいた方には、調査の集計結果をまとめた報告書(PDF形式)を送付致します。
- 回答結果は厳重な管理のもと統計処理を行います。具体的な社名などは公表されません。
- 記述回答は、回答企業が特定されない範囲で報告書に引用させていただきます。
大変お忙しいこととは存じますが、調査の趣旨にご理解いただき、皆様のご知見を賜りたく、ご協力の程、何卒お願い申しあげます。
回答方法
アンケート回答先(Microsoft Forms)
ロジスティクスに関わる戦略とケイパビリティについての調査
【回答期限】 2026年1月9日(金)23:59
個人情報の保護につきましてはプライバシーポリシーをご覧ください。
本調査に関する問い合わせ先
担当: JILS総合研究所 三谷(みたに)
E-mail mitani@logistics.or.jp