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需給改革の取組み~調整役でなくマエストロになろう等─食品ロジスティクス研究会 6月会合報告

お知らせ詳細

食品ロジ研

2023年度の食品ロジスティクス研究会は第2回会合を6月15日(木)に実施しました。

今回はメンバー発表「サプライチェーン再構築に向けた取り組み」と今年度のメンバー向け「SCMアンケート」の一部見直しについての説明と意見交換を実施しました。

<第2回会合の概要>
発表① 「サプライチェーン再構築に向けた取り組み」A社
     ・需給改革 ①ワンナンバー ➁組織体制変更 ③在庫適正化チャレンジ 等
発表② 「SCMアンケートについて」事務局

発表①の参考になったこと、感想等(抜粋)
・会社全体でひとつの方針が徹底されていること
・受注センターの受注締め管理システムは当社受注センターの業務改善に繋がる取り組みと感じました。
・ワンナンバーの取組、受注〆時間・受注ロット基準の厳格化
・加工食品メーカーとして同じ課題感もあり、非常に参考になる取組が多々ありました。
・在庫適正化に向けた1ナンバー管理やABCランク管理など学ぶことが非常に多かった。工場での在庫持ち方など、またご教授いただく機会をいただきたく思います。
・営業向けの研修、勉強をSCM本部で実施していること
・ダイレクトに転用することが難しい部分が多いですが、進め方や考え方がとても参考になりました。「調整役でなくマエストロになろう」は、弊社もスタッフの意識づけとして心がけていることで、とても共感します。
・需給計画について ABCでグルーピングして計画の立て方、会議体の設定など大変参考になりました。弊社は営業が計画する販売計画があまり細かいものではなく、生産計画が立てた計画に沿って商品の生産が行われている為、在庫が残ってしまった場合の責任の所在があいまいでした。
・経営層、社内営業部門へのきめ細かい説明の重要性。受注条件厳格化による対応の徹底、ルールの厳格な運用を支えるシステムの整備。
・初めて会場で参加したが、多くの方とご挨拶をすることが出来て良かった。

担当/文責:JILS総合研究所 遠藤直也


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