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2018年度物流コスト調査結果(速報値)の公表 ~売上高物流コスト比率は4.95%~

お知らせ詳細

調査・研究

 2018年度物流コスト調査の売上高物流コスト比率は4.95%(全業種平均。速報値)となった。前年度からの増加幅は0.29ポイント。物流事業者からの値上げ影響などを理由に売上高物流コスト比率が大きく上昇したと考えられる。現在、要因を分析している。
本調査では、20188月から12月にかけてアンケート調査を実施し、計217社から有効回答を得た。なお、同一サンプルによる前期比較が可能な2年連続回答(有効回答163社)の売上高物流コスト比率は4.86%(全業種平均。速報値)で、前年度から0.10ポイント上昇している。

 今年度は、2018年度における値上げ要請の動向について質問した。値上げ要請の有無については、回答企業(224社)のうち87.9%から要請を受けたと回答を得た。値上げ要請を受けた企業の割合は約16ポイント増加した。
値上げ要請があったとの回答した企業(197社)のうち、188社(95.4%)の企業が「応じた」と回答した。値上げ要請を受けた企業の割合は約19ポイント増加した。もはや荷主は物流事業者からの値上げ要請を受けざる得ない状況になったと考えられる。

 

速報版:2018年度物流コスト調査報告書.pdf


本報告書の詳細版は、有名書店・政府刊行物センター等で販売いたします(2019年3月刊行予定)。

※amazon、紀伊国屋、ジュンク堂、丸善等。ただし一部店舗を除く。

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