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年頭所感「企業価値の向上、社会課題の解決、LXによる持続可能な社会の実現に向けて」-JILS大橋会長

お知らせ詳細

お知らせ

この度の令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

当会の大橋徹二会長より、新年のご挨拶を申し上げます。

企業価値の向上、社会課題の解決、LXによる持続可能な社会の実現に向けて

2024年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
まずは、1月1日に発生した、令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申しあげますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。一刻も早い被災者の救助・救援と、被災地の復興を祈念しております。

トラックドライバーの働き方改革を推進する法律の施行にともない、物流の停滞が懸念されています。この状況にあって、JILSは、持続可能な物流・ロジスティクスを目指し、調査・研究・開発、普及など、さまざまな活動を進めてきました。政府においても「物流革新に向けた政策パッケージ」ならびに「物流革新緊急パッケージ」が策定されるなど、対策が急がれています。

新型コロナ禍後、国内外において経済活動が活発化しているなか、経済活動に物流・ロジスティクスが貢献していくためには、サプライチェーンに関わるあらゆるプレイヤーが、商慣行の見直し、物流の効率化、そして行動変容を進めていくことが重要です。

同時に、我々は、国連が2030年をゴールと定めたSDGsに象徴される持続可能な社会を実現する必要があります。そのために、企業においては、活動の方向性を定める指標として、これまでの財務指標に加えて、非財務指標が重視されるようになってきました。

近年JILSは、「ロジスティクスコンセプト 2030」や「メタ・ロジスティクス」において、企業価値の向上と社会課題の解決を目標とするロジスティクスの重要性を訴えてきました。産業構造の変容と企業連携の見地から重ねて言及してきたことを踏まえて、JILSは、2024年の活動方針として次の3つを掲げます。

(1)次代の物流システム構築と持続可能な社会の実現
(2)人的資本経営の推進と企業価値向上
(3)LX(Logistic Transformation)による全体最適の実現 

続きは、こちらよりご覧ください。
機関誌『LOGISTICS SYSTEMS』2024 新年号の抜粋)

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