テーマ別教育コース【基礎】

物流関係者に物流／ロジスティクスの歴史、意義、企業との関わりについて解説し、物流業務のあるべき姿、将来のイメージを理解させる。

物流関係者全員

1.物流からロジスティクスへの潮流

2.ビジネスロジスティクスの主要なコンセプトと事例研究

3.ビジネスロジスティクスの成功要因（ＫＦＳ）

１日 講義

物流・ロジスティクス部門と協業すべき部門（例えば、営業、生産管理、情報システム）などが物流・ロジスティクスを十分に理解していないために発生する不具合、ロスは無視できないものがある。協業に必要な最低限の物流・ロジスティクス知識、マインドを付与する。

営業、情報、経理部門など、ロジスティクス部門と協業すべき人々

1.物流・ロジスティクス部門と関連部門間に横たわる諸問題

2.物流・ロジスティクスの機能

3.統合・シームレスの意味

4.専門家カルチャの差（目的志向と手段志向）

5.シームレスプロセスの構築のために

１日 講義

改革推進リーダーが最低限理解していなければならないコンピュータに関する基礎知識を体験的に習得する。さらに、これを基礎として業務改善のための情報システム化の進め方を習得する。

業務改善・改革を推進するリーダー、メンバー
（課長・係長クラス、職場のリーダークラス）

1.情報技術による業務のシステム化

2.業務システムの改善

２日 講義、演習（必要によりパソコンを使った実習）

情報技術を活用した物流業務の高度化を企画・実践するための基本的な能力を習得する。
トップのニーズおよび現場の制約等の分析から物流業務高度化の要件を導き、プロセスモデルとしての設計を習得する。

物流プロセス改革を推進するリーダー、メンバー
（物流業務の企画担当者、管理者クラス、システムアドミニストレータ）

1.物流システム概論

2.物流システム改善企画の進め方

3.物流業務システム基本設計

３日 講義、演習、グループ討議（要望により２日間研修も可能）

輸出入に関わる各種手続についての知識を習得させるとともに、国際物流を担う各輸送モードの特徴などの概要を解説し、グローバルロジスティクス担当者の養成を図る。

国際物流担当者（新任担当者、未経験者）

1.国際物流概論

2.各種輸送モード

２日 講義

物流担当部門の社員に、自社の業務プロセス上の問題を把握し、課題を設定し、改善改革を推進する能力を付与する。

中堅社員、幹部、管理・監督者

1.改善改革の意義と意味

2.業務ならびに業務改善・改革の成り立ち

3.改善改革アプローチ

4.改善改革技法

5.物流業務の改善改革着眼

6.改善改革成功の条件（ＫＦＳ）

7.実習（その１）：課題解決

8.実習（その２）：問題発見→解決

9.実習（その３）：課題設定→解決シナリオづくり

２泊３日 講義、個人演習、グループ演習

グループ従業員の力を引き出す、職場リーダーの役割を理解し、物流業務の改善に関する知識と技術を習得する。

職場リーダー、管理・監督者

1.物流改善とは

2.作業管理

3.保管・在庫管理

4.業務プロセス設定・システム設計

４日 講義、グループ演習

物流事業者にとって、営業力強化は最優先課題である。ロジスティクスにおける最近の潮流を理解し、顧客のニーズと自社の物流資源とを組み合わせたシステム化の技術を習得、さらに、営業効果を高めるための技法を学ぶ。

営業担当者（専任担当者、現場管理者など）

1.ロジスティクスシステム

2.システム化技術

3.提案力強化

２泊３日 講義、グループ演習

情報技術を活用した営業業務の高度化を企画・実践するための基本的な能力を習得する。
ＥＣ(電子商取引)先進事例も交えながら、ＥＣ型営業プロセス設計の考え方と技法を学び、企業の営業プロセス設計ができる人材を育成する。

営業改革スタッフ、企画担当者、管理者クラス、システムアドミニストレータ

1.営業プロセス業務設計概論

2.営業プロセス業務設計手法

3.自社改革企画検討

４日 講義、演習、グループ討議（「３．自社改革企画検討」を除いた２日間研修も可能）

物流情報システムの最新技術と具体的な事例を紹介し解説するとともに、基本的なシステム設計を学習、理解することで、営業部門や物流現場と情報システム専任者とのパイプ役となる人材を養成する。

物流事業者の営業担当、物流改革担当者

1.情報システム概論

2.物流関連の情報技術

3.物流情報システム設計

１泊２日 講義、個人演習

企業活動における安全衛生の重要性を理解し、組織活動のポイントおよび安全教育手法を学び、職場の安全管理体制を確立する。

事務・現業の管理・監督者

1.安全とは

2.安全衛生管理組織と職場活動ポイント

１日 講義、演習

輸送・配送、包装、保管・流通加工、荷役、情報、在庫管理などの各技術について、内容を詳細に解説、これを理解することで物流に携わる社員としての技術をみがく。

中堅社員、物流業務の経験があり、物流スペシャリストを望む社員

1.輸送・配送

2.包装

3.保管・流通加工

4.荷役

5.情報

6.在庫管理

7.拠点設計

8.作業管理

9.改善技術

10.国際物流

１０日（１日×１０回、２日×５回、５日×２回など） 講義

物流コスト計算の基礎、物流コスト管理の組立を理解し、個人演習を中心にコスト計算の仕方と管理の実際を習得する。

中堅社員、管理・監督者

1.利益拡大のための物流コスト管理

2.物流予算と業績評価

3.物流コスト管理の改善事例

4.物流コスト管理の実際

１泊２日 講義、個人演習

最適配送システム構築の実際、輸・配送効率化に向けた改善のポイントを学び、物流コスト削減の方策について最新事例を紹介しながら解説。

配車業務担当者、物流改善改革担当者

1.輸・配送コストとネットワークの構築

2.輸・配送コストダウンのポイント

１日 講義

物流システムの中での輸・配送システムの機能について理解するとともに、輸・配送コストダウン、システム化のポイント、システム設計の方法について学び、トータル物流システムの開発技術を身につける。

輸・配送計画担当者、営業支援担当者

1.物流業界の現状と各種輸送機関の特性

2.輸・配送コストとネットワーク構築

3.輸・配送システム設計の進め方

１泊２日 講義、個人演習（または宿題）

「在庫をみれば、経営がみえてくる」といわれるほど重要な課題である在庫管理の基礎理論を学ぶとともに、シミュレーションを通して実績と成果に結び付けるノウハウを習得する。

物流担当部門長、企画部門スタッフ、在庫管理担当者

1.在庫管理の理論と手法

2.在庫管理の実際

２日 講義、演習

倉庫（物流センター）における荷役と保管管理の基礎知識と、効率化に向けてのチェック項目やポイントなどを演習を通じて学ぶとともに、ロジスティクス全体の流れの中での倉庫管理のあるべき姿について理解を深める。

倉庫管理担当者、営業支援担当者

1.倉庫管理の基本知識

2.倉庫についてのチェック項目

3.倉庫効率化のポイント

１泊２日 講義、グループ演習

ビジネス環境変化に素早く対応し、ローコストで、ハイスピードな物流拠点開発のあり方とそのモデリング技法、評価方法、具体的な開発手順について学ぶ。ケーススタディを通じて、実務的、実践的にすぐ役立つ物流拠点開発の技術について習得することを目的とする。

マネージャー、企画部門スタッフ

1.環境変化と物流拠点の役割

2.物流拠点開発の進め方

3.物流拠点開発の技法

4.ケーススタディ

２泊３日 講義、個人演習、グループ演習

物流・ロジスティクスを取り巻く環境が大きく変化する中で、新規事業分野の開発や新規顧客の開拓を強力に推進するための手法・考え方を習得し、営業拡大のためのマーケティング力を身につける。

営業担当者、管理者

1.物流業界の動向

2.事業化戦略構想の立案手順

3.ケーススタディによる演習

２泊３日 講義、グループ演習

物流現場の管理者や改善改革の中核を担う社員に対して、構造分析などのシステム的アプローチにより、社内の事業所や顧客が抱えている物流現場の問題・課題の発見とそれを解決する能力を養う。

現場管理者、改善改革担当者、営業支援担当者

1.物流・ロジスティクス概論

2.システムズアプローチと改善構想の立案

3.ケーススタディによる演習

２泊３日 講義、グループ演習

①物流サービスを評価する「簡易診断」、また、「お客様満足度(ＣＳ)測定」の方法、評価方法を学び、併せて、ＣＳ改善を効率的・効果的に進める最新技術の②「シックスシグマ」手法を習得する。

ＣＳ革新を進める管理者（課長、次長、担当部長）

1.「ＣＳ診断」の解説とアンケート票の作成演習

2.「シックスシグマ」改善手段の解説と活用演習

２日 講義、演習