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2025.04.25 ロジ研

トラック・バスなど商用車における自動運転の展望─ロジスティクス研究会3月会合報告

ロジスティクス研究会では、2024年度第11回会合を3月18日(火)に実施しました。今回は研究会メンバーによる発表のほか、2024年度の最終会合として年間の活動を振り返りました。

プログラム①:商用車自動運転の取組みと活用方法について

発表企業

日野自動車(株)

発表のポイント

  • 商用車自動運転について:車両のみではなく、オペレーションとの連携等と合わせて展開
  • 日野自動車の取り組み:隊列走行、自動運転優先レーン走行、建設現場や港湾における運行高度化 等
  • 自動運転トラックの実装に向けた課題:ハイスペックな専用機器の必要性、多様な仕様の車両へのシステムの適合 等
  • 限定領域における自動運転車導入に向けて考えるべきこと:目的、運行形態、必要とされるインフラ整備 等

研究会メンバーからのコメント(事後アンケートより)

  • 『国と連携した大規模なプロジェクトの事例もあり、このようなプロジェクト進める際の悩みを理解することができました。』
  • 『自動運転に関しての現状や直近のユースケースを知ることができました。また、個人的に考えていた自動運転活用の感覚と近い内容であったことから、納得感も得ることができました。』

プログラム②:2024年度活動の振り返り

メンバー発表の内容の振り返りや発表後の取り組みの進展の共有などを行いました。また、懇親会も実施し、1年間の活動で得た気付きなどについて自由に情報交換を行っていただきました。

2024年度活動に関する研究会メンバーからのコメント

  • 『各企業様の発表や集中討議など、普段関わることのできない企業様と議論しあう場があり、大変貴重な機会となりました。それぞれの企業が抱える問題点や取り組み事例など、自社で活かせるもの多く、現場に持ち帰り活用していきたいと思いました。』
  • 『業務にも関連する物流DXについて、様々な方の意見を伺うことができ、思考の方法を学ぶこともできたなど、非常に得るものが多かったです。』

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