JILSニュース
2026.07.21 HRM推進研究会

2026年度会合開始しました!─物流企業のHRM推進研究会6月会合報告

本研究会は、物流企業の経営管理、総務・人事部門の担当者が月例で集まる会合です。物流の課題解決に貢献するHRM(人的資源管理)の施策検討と共有を目的としています。

2026年度の第1回会合は、2026年6月26日(金)に開催しました。

当日は、研究会コーディネーターであるJMAC堀毅之氏より、研究会の趣旨説明が行われました。その後、参加メンバーの自己紹介と、各社が抱える課題を共有しました。課題には、「採用」「定着」「人材育成」など、さまざまな認識が示されました。

その後は、グループに分かれてのケーススタディを実施しました。自社に置き換えた場合にどのように取り組むべきかなど、実務に即したディスカッションが行われました。会合後には懇親会を開催し、参加メンバー間の交流を深めました。

事前アンケート結果

本研究会開始にあたり、参加メンバーには自社における取り組み度合いをはかるアンケートを実施しました。

以下8つのテーマについてアンケートを行った結果、テーマ6「従業員のキャリア開発」ができていないとの回答が一番多い一方、関心度の高さとしては、テーマ5「従業員の働きがいやエンゲージメントの向上、離職の低減」という結果になりました。

課題に関しての取り組み例としては、「退職・離職要因の可視化」や「エンゲージメント調査結果の分析と施策化」を行っている等の回答がありました。

テーマ1 目指す人材像の具体化、浸透、実現
テーマ2 優先度の高い人材確保に向けた採用・配置
テーマ3 事業課題を解決するための人材育成
テーマ4 人事評価制度(目標設定、評価、フィードバック)の運用
テーマ5 従業員の働きがいやエンゲージメントの向上、離職の低減
テーマ6 従業員のキャリア開発
テーマ7 多様な人材(女性、高齢者、外国人、障がい者等)の活躍
テーマ8 創業理念、経営理念の浸透

グループディスカッションについて

初回会合ということもあり、ショートケースを用いたディスカッションを行いました。

・マネージャー層への教育・次世代の経営層がいない。
・モチベーションを引き出すにはどうしたらよいか。
・採用に力を入れるべきだが、全ての課題につながってくるのではないか。
・働き方の多様性については、導入が難しい。
等々、様々な問題・課題があがりました。

最後に次回以降取り組むディスカッションテーマを選択し、初回会合を終了しました。
メンバーが選択したテーマは上記図記載より以下5つとなりました。

・優先度の高い人材確保に向けた採用・配置
・事業課題を解決するための人材育成
・人事評価制度(目標設定、評価、フィードバック)の運用
・従業員の働きがいやエンゲージメントの向上、離職の低減
・創業理念、経営理念の浸透

 参加者のコメント

• 業界全体が共通の課題に直面していることを再認識するとともに、各社の多様な取り組みから多くの示唆を得ることができました。自社への適応性を見極める必要はありますが、従来の枠組みにとらわれない新たな視点を取り入れるためにも、今回の学びを今後の施策の参考にしていきたいと考えております。
• 当社と同じような課題を抱えている会社が複数あり、取組みについて意見交換出来た点が良かったです。
• 新しいメンバーの方がたくさんいらっしゃり、初回の懇談会、楽しかったです。今後も、有志懇談会があると、やはり嬉しいですね。

2026年度参加企業(23社24名)

アサヒロジスティクス(株)、(株)N-LOGIパートナーズ、岡崎通運(株)、(株)ギオン、クボタロジスティクス(株)、京葉流通倉庫(株)、シンクロジスティクス(株)、ダイセル物流(株)、(株)トーコン、TOPPANロジスティクス(株)、日清物流(株)、日本ロジテム(株)、(株)ハンナ、日立建機ロジテック(株)、(株)富士ロジテックホールディングス、ブラザーロジテック(株)、(株)ベスト・ロジスティクス・パートナーズ、(株)ベストランス、松岡冷蔵(株)、(株)丸和運輸機関、明治ロジテック(株)、山村ロジスティクス(株)、ワコール流通(株)

物流企業のHRM推進研究会について

本研究会はHRMの実践方策や産業界におけるロジスティクス・物流分野の課題解決に貢献するための情報共有・施策の検討および人的ネットワークの形成支援を目的としています。年度の途中からのご参加もお待ちしておりますので、是非ご検討ください!
物流企業のHRM推進研究会の詳細は以下よりご確認いただけます。
物流企業のHRM推進研究会ホームページ

担当:中川綾子