2026年度会合開始しました!─物流企業のHRM推進研究会6月会合報告
本研究会は、物流企業の経営管理、総務・人事部門の担当者が月例で集まる会合です。物流の課題解決に貢献するHRM(人的資源管理)の施策検討と共有を目的としています。
2026年度の第1回会合は、2026年6月26日(金)に開催しました。
当日は、研究会コーディネーターであるJMAC堀毅之氏より、研究会の趣旨説明が行われました。その後、参加メンバーの自己紹介と、各社が抱える課題を共有しました。課題には、「採用」「定着」「人材育成」など、さまざまな認識が示されました。
その後は、グループに分かれてのケーススタディを実施しました。自社に置き換えた場合にどのように取り組むべきかなど、実務に即したディスカッションが行われました。会合後には懇親会を開催し、参加メンバー間の交流を深めました。
事前アンケート結果
本研究会開始にあたり、参加メンバーには自社における取り組み度合いをはかるアンケートを実施しました。
以下8つのテーマについてアンケートを行った結果、テーマ6「従業員のキャリア開発」ができていないとの回答が一番多い一方、関心度の高さとしては、テーマ5「従業員の働きがいやエンゲージメントの向上、離職の低減」という結果になりました。
課題に関しての取り組み例としては、「退職・離職要因の可視化」や「エンゲージメント調査結果の分析と施策化」を行っている等の回答がありました。
| テーマ1 | 目指す人材像の具体化、浸透、実現 |
| テーマ2 | 優先度の高い人材確保に向けた採用・配置 |
| テーマ3 | 事業課題を解決するための人材育成 |
| テーマ4 | 人事評価制度(目標設定、評価、フィードバック)の運用 |
| テーマ5 | 従業員の働きがいやエンゲージメントの向上、離職の低減 |
| テーマ6 | 従業員のキャリア開発 |
| テーマ7 | 多様な人材(女性、高齢者、外国人、障がい者等)の活躍 |
| テーマ8 | 創業理念、経営理念の浸透 |
グループディスカッションについて
初回会合ということもあり、ショートケースを用いたディスカッションを行いました。
・マネージャー層への教育・次世代の経営層がいない。
・モチベーションを引き出すにはどうしたらよいか。
・採用に力を入れるべきだが、全ての課題につながってくるのではないか。
・働き方の多様性については、導入が難しい。
等々、様々な問題・課題があがりました。
最後に次回以降取り組むディスカッションテーマを選択し、初回会合を終了しました。
メンバーが選択したテーマは上記図記載より以下5つとなりました。
・優先度の高い人材確保に向けた採用・配置
・事業課題を解決するための人材育成
・人事評価制度(目標設定、評価、フィードバック)の運用
・従業員の働きがいやエンゲージメントの向上、離職の低減
・創業理念、経営理念の浸透
参加者のコメント
• 業界全体が共通の課題に直面していることを再認識するとともに、各社の多様な取り組みから多くの示唆を得ることができました。自社への適応性を見極める必要はありますが、従来の枠組みにとらわれない新たな視点を取り入れるためにも、今回の学びを今後の施策の参考にしていきたいと考えております。
• 当社と同じような課題を抱えている会社が複数あり、取組みについて意見交換出来た点が良かったです。
• 新しいメンバーの方がたくさんいらっしゃり、初回の懇談会、楽しかったです。今後も、有志懇談会があると、やはり嬉しいですね。
2026年度参加企業(23社24名)
アサヒロジスティクス(株)、(株)N-LOGIパートナーズ、岡崎通運(株)、(株)ギオン、クボタロジスティクス(株)、京葉流通倉庫(株)、シンクロジスティクス(株)、ダイセル物流(株)、(株)トーコン、TOPPANロジスティクス(株)、日清物流(株)、日本ロジテム(株)、(株)ハンナ、日立建機ロジテック(株)、(株)富士ロジテックホールディングス、ブラザーロジテック(株)、(株)ベスト・ロジスティクス・パートナーズ、(株)ベストランス、松岡冷蔵(株)、(株)丸和運輸機関、明治ロジテック(株)、山村ロジスティクス(株)、ワコール流通(株)
物流企業のHRM推進研究会について
本研究会はHRMの実践方策や産業界におけるロジスティクス・物流分野の課題解決に貢献するための情報共有・施策の検討および人的ネットワークの形成支援を目的としています。年度の途中からのご参加もお待ちしておりますので、是非ご検討ください!
物流企業のHRM推進研究会の詳細は以下よりご確認いただけます。
物流企業のHRM推進研究会ホームページ
担当:中川綾子