中部ロジスティクス研究会 2024年度会合 開催報告②
中部支部では現在、中部ロジスティクス研究会を開催しております。
「労働力不足に対応し、物流を止めないために」を2024年度のメインテーマに掲げ、ゲストスピーカによる講演と事前登録メンバーによるグループディスカッションに取り組んでいます。
また、会期を前半と後半に分け、それぞれ以下のサブテーマを設定し、それに基づいたプログラムとしています。
・前半会合(第1回~第4回)のサブテーマ
「これまでの環境変化の影響と今後の動向」
・後半会合(第5回~第8回)のサブテーマ
「労働力不足(2030年問題)への対応~物流を止めないためにできること~」
今回は第3回~第5回会合についてご報告いたします。
1)各会合の概要
(1)第3回(10月23日(水))会合
①ゲストスピーカによる講演
「物流事業者の取引に関する独占禁止法等の概要について」
講師:依田 脩平 様
(公正取引委員会 事務総局 中部事務所 取引課 取引第三係長)
講演概要:独占禁止法(優越的地位の濫用、物流特殊指定)、下請法、価格転嫁における価格交渉の指針等
②グループディスカッション
(2)第4回(11月20日(水))会合
①メンバー企業訪問:東芝テック株式会社中部支社殿
②ゲストスピーカによる講演
「輸送網の維持に向けた3者連携」
講師:澁谷 賢二 様
(関東化学株式会社 電子材料事業本部 営業統括部 特任部長)
小久保 輝夫 様
(株式会社TUMIX 取締役 COO)
講演概要:物流網の維持に向けた改善実例、3者連携≒新たなWin-Win構造
③グループディスカッション
(3)第5回(12月18日(水))会合の概要
①ゲストスピーカによる講演
「2024年問題のその先へ~持続可能な食品物流構築に向けて~」
講師:阪本卓哉氏
F-LINE株式会社 物流未来研究所 次長
講演概要:F-LINEプロジェクト発足と2024年問題、「これから」の活動
②グループディスカッション
2)参加メンバーのご意見(参考になったこと、感想等(会合後アンケートより))
(1)第3回
・法律に関わる内容が具体的に示され、わかりやすかった
・物流の効率化に不可欠な共同配送が法制上,問題となる可能性があることが認識できて良かった
・2024年問題で悩まれている業界が色々あることと知ることができた。
・労務費転嫁の交渉経験がないため、自ら取り組む方々の話が興味深かった。
(2)第4回
・ルート数、車両台数、下請運送会社の実態等、Web上で知り得ない情報を聞けたので大変ためになった。
・配送条件、要件を合わすにはある程度 業界やお客様など共通点が必要だと感じた。
・車両手配の多様性を再認識した。
・知識不足でデジタコの必要性が理解できず、ディスカッションではあまり話が深まらなかったことが残念。
(3)第5回
・メーカー同士がタッグを組んで合理化に向けて取り組んでおり、各社のバイタリティが素晴らしいと思った。
・共配の難しさを実感しているなか、F-LINE社の改善事例が非常に参考になった。特に物流整流化の重要性を認識できたことはよかった。
・配送条件、要件等の合意には業界やお客様等の共通点が必要だと感じた。
(4)その他
・第4回の対話型講演は初めてのスタイルで新鮮かつ分かりやすかった。
・各会合後の懇親会(※)では、交流を深めるとともに会合での疑問点の確認や議論を深めることができた
(※事務局補足:毎会合後に有志交流会(懇親会)を実施し、メンバー間の交流を深めています)。
■中部ロジスティクス研究会の概要・詳細は以下よりご確認いただけます。
中部ロジスティクス研究会 トップページ
https://www1.logistics.or.jp/newest/LA02/
■2024年度参加メンバー企業一覧:10社(社名50音順/2024年10月1日現在)
(株)IHI
(株)アイシン
(株)構造計画研究所
(株)スギ薬局
東芝テック(株)
中西金属工業(株)
(株)バローホールディングス
フレッシュ物流(株)
ホンダロジコム(株)
(株)八幡ねじ